私はもともとマンドリンを弾いておりましたが、合奏中に後方から聴こえてくるマンドロンチェロの音色が好きでした。そんな事からマンドロンチェロの奏者に演奏をよくお願いしていましたが、決まってバッハの無伴奏曲でした。「その曲はヴィオロンチェロで弾いた方がいいなぁ」これが私の感想でした。ではマンドロンチェロのオリジナル曲は？？？当時の私には答えが出せませんでした。それから数年が経ち、作曲活動の中でマンドロンチェロ奏者の方と出会い多くの刺激を受ける中で、最初の作品マンドロンチェロ独奏曲「Inspiration」ができたのです。その後も、私のマンドロンチェロ音楽への追求は終わらずマンドロンチェロを改良してマンドチェロを作り、その中から作り出した曲がこの曲です。

本曲は学生時代にマンドリン音楽をやりながらもバンド活動に憧れていた頃の気持ちを曲にしており、どこか古いロック音楽の雰囲気を持っているように思います。タイトルは「マンドチェロに革命を」という気持ちからつけました。皆様の刺激になりますでしょうか？