『春になれば』
 『マンドリンとマンドロンチェロの為の3つの作品』
より Twilight, Winning Run
加賀城浩光作品集(1993/1991)
加賀城浩光

 作者は1961年、宮崎県生まれ。広島市民マンドリンクラブの指揮者、マンドリンとギターのデュオ「アコースティック・ボーイズ」などの活動の傍ら、数多くのマンドリン楽曲を作曲している。当団でも本年6月の定期演奏会で、前奏曲第1番『誓い』を取り上げたが、本日はまた違った雰囲気を持ったデュオの小品をお届けする。
 1曲目は、アコースティック・ボーイズのレパートリから、春のそよ風を感じさせる佳曲「春になれば」。続いて珍しい組み合わせの「マンドリンとマンドロンチェロの為の3つの作品」より「Twilight」と「Winning Run 」、どちらかと言えば、マンドリンは脇役、マンドロンチェロが主役といった曲である。いずれも良い意味でカジュアルな肩の凝らない曲となっている。なお、本日の演奏に使用する楽器はすべて、オヴェーションという米国のアコーテスティックギターメーカーによるものである。

'97 ウィンターコンサートより/解説:Yon


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